銀閣寺(京都市左京区)

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慈照寺 銀閣(じしょうじ、ぎんかく)

 

慈照寺(銀閣寺)

慈照寺の宗派 臨済宗相国寺派
銀閣寺の所在地 京都市左京区銀閣寺町2
銀閣寺の拝観料 500円
銀閣寺の拝観時間
 
午前8時より午後5時(冬季は朝9時より午後4時半)
銀閣寺への公共交通機関
 市バス「銀閣寺前」下車(京都駅前より100系統)
 市バス「銀閣寺道」下車(京都駅前より5系統)

慈照寺(銀閣寺)の由緒

下は銀閣寺の門前に掲示されている駒札説明板の文章を再録しています。
 東山(とうざん)慈照寺と号する臨済宗相国寺派の寺で、足利義政公の隠居所「東山殿(ひがしやまでん)」を遺命によって寺としたものである、平成六年(一九九四)に世界文化遺産に登録された。
 東山殿は、文明(ぶんめい)十四年(一四八二)から建設が始まり、東山文化の粋を尽くした数々の仏殿、住宅や庭園が造られた。しかし、永録(えいろく)元年(一五五八)の兵火により観音殿(かんのんでん)(銀閣)と東求堂(とうぐどう)(ともに国宝)を残して建物が焼失し、元和元年(一六一五)に現在の寺観が整えられた。
 銀閣は、延徳元年(一四八九)建立の柿葺(こけらぶき)二層建てで、下層は心空殿(しんくうでん)と呼ばれる書院造(しょいんづくり)の住宅、上層は観音像を安置する潮音閣(ちょうおんかく)と呼ばれる禅宗様仏殿となっている。実際には銀箔は貼られなかったが、北山鹿苑寺(ろくおんじ)の金閣に対し、一般に銀閣と呼ばれている。金閣に比べて枯淡幽雅な特色が見られ、東山文化を代表する名建築である。
 東求堂は、文明十八年(一四八六)建立の義正公の持仏堂で、日常生活のための住宅の遺構としては最古のものといわれ、内部には仏間や同仁斎(どうじんさい)などがある。同仁斎は茶室の原型・源流ともいわれるが、元来は書斎である。
 庭園(国の特別史跡及び特別名勝)は、西芳寺(苔寺)の庭園を模して義正公が作ったものといわれ、上段石組(いわぐみ)、下段池泉回遊式の二段から成り、銀閣とよく調和した名園である。 京都市
 別サイトの銀閣寺のページでは大きな写真8枚がご覧頂けます。

京都の寺院銀閣寺1

京都の寺院銀閣寺2