清滝へのバス
京都バス「清滝」下車
●京都駅前から京都バス「嵐山清滝」行きに乗車
●三条京阪、四条河原町、JR二条駅前からも
京都バスの嵐山清滝行きに乗車。
●市バスの清滝行きはありません。
清滝(きよたき)
清滝は愛宕山(標高924m)の登山口で、かっては愛宕詣りの宿場町として賑わい、嵐山から清滝まで電車が通じ、清滝から愛宕山まではいくつかのトンネルを越える本格的なケーブルカーが通じていました。
京都市街地から西にひときわ高く見える山が愛宕山で、清滝から赤い鳥居をくぐると表参道の山道が山頂近くの火伏せの神の愛宕神社まで通じています。愛宕山には平安遷都以前から愛宕山大権現(だいごんげん)が祀られていました。清滝から少し上流に空也上人の修行の遺跡と伝えられる空也滝があり、そこから月輪寺を経由する登山道も通じています。
清滝は秋の紅葉だけでなく、春は桜、夏は蛍、清滝川の流れの音と「かじか」の声などが楽しめます。清滝川は北山杉で知られる京都市北区の小野郷のあたりに源があり、高山寺のある栂尾(とがのお)、西明寺のある槇尾(まきのお)、神護寺のある高雄の麓を流れ、再び峡谷となって清滝を通り、落合で保津川と合流して嵐山へと流れます。清滝川は清滝から上流3キロの高雄までの渓谷を錦雲渓(きんうんけい)と名付けられてハイキングコースとなっています。道標が完備しているので安心して歩けますが、途中には岩が露出した道もあるのでウォーキングシューズは必要です。清滝から下流の落合までは金鈴峡(きんれいきょう)でこちらもハイキングコースとなっています。
別ページの清滝の紅葉の頁もご覧ください。