醍醐三宝院唐門(国宝)
桐と菊が浮彫りされている国宝の唐門は総門から入って左の築地塀に設けられています。桃山時代の慶長4年(1599)に建立されました。
醍醐三宝院の唐門は平唐門で、三間一戸の檜皮葺、幅6.3メートル、高さ5.9メートルの大きさで、豪快に五七の桐と菊の紋が浮き彫りにされています。この浮き彫りは表面と裏面の同じ位置に施されています。この扉の内側に秀吉も設計に参加したといわれる国の特別史跡、特別名勝に指定されている庭園があります。ここにも秀吉の力の誇示を見ることができます。
この国宝唐門は2008年(平成20年)7月の落雷が原因で損傷した為に修復工事がなされていました。 2010年(平成22年)7月6日に工事が完成して通り抜けの式典が催されました。菊の紋と桐の紋に鮮やかな金箔が施されています。
別サイトの醍醐寺、桜の醍醐寺の頁は全部新しく撮影した写真で作り直しました。