松尾大社(京都市西京区)

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松尾大社(まつのおたいしゃ)

 

松尾大社(まつおたいしゃ)

松尾大社の参拝 参拝境内自由
松尾大社の庭園拝観 500円
松尾大社の所在地 京都市西京区嵐山宮町3
松尾大社への公共交通機関
 阪急電車嵐山線「松尾」駅下車すぐ
 市バス「松尾大社前」下車すぐ
  (京都駅前より28系統)
 京都バス「松尾大社前」下車すぐ
  (京都駅前より73系統)

松尾大社(まつおたいしゃ)

 京都市のメインストリート四条通の東端に位置するのが祇園祭でよく知られた八坂神社、西端に位置するのが王城鎮護、酒造の神の松尾大社です。今から1300年以上も前に創建の歴史を持つ松尾大社には、大山咋神(おおやまぐいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二神が主祭神としてお祀りされています。境内に湧き出る「亀の井」 の水を醸造の際に混ぜると腐らないと伝えられ、全国の酒造業者から酒造の神として信仰を集めています。この霊水は「延命長寿、よみがえりの水」とも言われています。
 4月下旬から境内全体に山吹が咲き乱れ、境内を横切って流れる一ノ井川の岸辺に咲く山吹にカメラが向けられます。4月20日以降の日曜日に行われる松尾祭神幸祭では桂川で6基の神輿による船渡御(ふなとぎょ)がおこなわれ、多くの見物客で賑わいます。
 松尾大社の本殿は「松尾造(両流造(りょうながれづくり))」と呼ばれる独特の建築物で国の重要文化財に指定されています。他にも平安時代初期に造られた重要文化財の等身大、一木造りの男神坐像二体、女神坐像一体が宝物館に安置されています。
 松風苑の上古の庭、蓬莱の庭、曲水の庭は昭和に造られた庭で、三つの庭に使われた200個を越えるすべての石は吉野川(徳島県)の緑泥片岩が使われているそうです。上古、鎌倉、平安を主題とした松風苑は有料(500円)で拝観することができます。

修学旅行生に人気のお亀石野宮神社へ行くには、「松尾大社前」バス停から市バス28系統の「嵐山大覚寺」に乗車して、「野々宮」で下車してください。

京都の神社松尾大社1

京都の神社松尾大社2