鎮座地 京都市伏見区深草鳥居崎町609
境内拝観自由
紫陽花(あじさい)苑入苑
300円(6月上旬〜7月上旬)
藤森神社への公共交通機関
JR奈良線「藤森」駅より徒歩約5分
京阪電車「墨染」駅より徒歩約5分
藤森神社(ふじのもりじんじゃ)
勝運と馬の神様として崇高を集め、スポーツ関係者や競馬ファン、就学祈願の参詣で賑わう神社です。藤森神社の創建の歴史は古く、平安遷都以前からこの深草の里の産土神(うぶすながみ)として村人の信仰を集めていました。素戔嗚尊(すさのおのみこと)、神功(じんぐう)皇后、日本武尊(やまとたけるのみこと)、12柱に及ぶ神々がお祀りされており、なかでも日本書紀の編者であり、日本最初の学者といわれる舎人親王(とねりしんのう)がお祀りされていることから、学問の神様としても受験生等の参拝も続きます。春5月に武者人形を飾る「菖蒲の節句」発祥の神社として知られています。菖蒲が勝負に通じることから、毎年5月5日に行われる藤森祭では「駈馬(かけうま)神事」で馬の曲乗りの妙技が披露され見物客で賑わいます。本殿(国指定重要文化財)の東にある「不二の水」は、名水の多い伏見の中でも特においしい水として知られ、大きなポリタンク等で水を汲みに来る人の行列が続きます。
6月には藤森神社境内に二つある紫陽花(あじさい)苑で約40種、3,500株の見事な花が鑑賞できます。西洋あじさい、額あじさい、アナベル、おたふくあじさい等の花が紫、青、白、ピンクの色で咲き競います。紫陽花苑は花の咲く時期に有料(300円)で開放されます。