野宮神社(ののみやじんじゃ)
野宮神社の主祭神 野宮大神(天照大神)
野宮神社の所在地 京都市右京区嵯峨野宮町1
野宮神社の拝観 境内自由
拝観時間 午前9時より午後5時まで
野宮神社への電車とバス
JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩西へ約10分
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅より約10分
市バス「野々宮」、下車徒歩西へ約5分
京都バス「野の宮」下車徒歩西へ約5分
野宮神社への地図は野宮神社をクリックして下さい。
野宮神社(ののみやじんじゃ)
嵯峨野めぐりの中心に位置し、いつも修学旅行生などで賑わっています。秋の終わり頃には黒木の鳥居を紅葉が飾り、小柴垣や野宮竹(竹藪)も添えて平安の風情をそのままに今に伝えています。斎宮(さいぐう)とは伊勢の神宮に入って祭祀に奉仕する歴代天皇の未婚の皇女のことで、斎宮に立たれる前の3年間を内親王が潔斎のためここに居住されました。斎宮の習わしは垂仁天皇の皇女倭(やまと)姫命から始まり、14世紀後半の北朝時代まで続いたそうです。斎宮が伊勢に発たれる行列は、毎年10月の斎宮行列で優雅に再現されています。野宮は源氏物語にも登場し、光源氏と六条御息所の別れの舞台といして書かれています。他にも謡曲で謡われたり和歌などの詩歌にもこの野宮が詠われています。境内には野宮大神の他にも小さな社がいくつか並んでいます。縁結びの大黒天、子宝安産の白福稲荷大明神に手を合わせる人が多く、願い事が達成できる亀石にも人気があるようです。