嵐山渡月橋
天下の名勝、嵐山の渡月橋は春の桜、夏の鵜飼、秋の紅葉、三船祭、12月の花灯路など四季を通じて楽しめます。
嵐山の大堰川に架かる渡月橋の名称は亀山上皇の「くまなき月の渡るに似る」の言葉が元になったといわれています。背景の小倉山が赤や黄に染まる様や、渡月橋の上流をゆっくり進む和舟を眺めるのも風情があります。渡月橋は全長154.3m、幅11mのコンクリート橋で現在の橋は昭和9年(1934)に竣工しました。桁(けた)がくしを用いる等、以前からあった渡月橋の雰囲気を再現して嵐山の風景に調和するように工夫されています。元の橋は9世紀の初め頃には今の渡月橋より100メートル程上流の辺りにあったようです。
大堰川はこの橋より上流を保津川と呼ばれ、巧みな竿さばきで急流を下る「保津川下り」や山陰本線の旧線を利用した「嵯峨野観光鉄道」で親しまれています。
嵐山の嵐山渡月橋を飾る桜の大きな写真は別サイトの嵐山渡月橋をクリックするとご覧いただけます。
嵐山渡月橋への公共交通機関
●JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約13分(嵯峨嵐山駅は快速も停車)
●嵐電「嵐山」駅下車、徒歩すぐ(全線220円均一)
●阪急電車「嵐山」駅下車、徒歩約5分
●市バス、京都バス「嵐山」下車、すぐ