由 緒

阿弥陀堂(あみだどう)

 広い石段を登ると宝形屋根、丹塗りの阿弥陀堂が姿を現します。法華総持院阿弥陀堂では全国檀心徒各家の先祖、故人の回向法要が日々行われています。

  阿弥陀堂の前の庭では水琴窟が美しい音色を奏でます。阿弥陀堂、東塔、灌頂堂などがある境内の春は桜が美しく咲き、秋の紅葉もことのほか綺麗に色づきます。

 別サイトに比叡山延暦寺の紅葉の頁を新設しました。きれいな写真が満載です。

阿弥陀堂

 この堂は昭和十二年(一九三七)に行われた、比叡山開創千百五十年を記念して建立されたもので、滅罪回向の道場として全国信徒各家の御霊を祀り、日々不退に念仏回向する道場です。
 建築様式は大きさ方五間(柱間が五つの正方形)で、鎌倉初期の手法を凝らした純和様式がとられ、内部の彩色は藤原時代に模してあでやかで、殊に内陣天井廻りは美しい極彩色を施し、ご本尊は彫刻界の権威者、内藤光石氏によって彫られた、丈六の阿弥陀仏坐像が祀られています。
 上は阿弥陀堂の前に掲示されている駒札説明板(下の写真)の文をそのまま再録しています。

 
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