四季講堂(元三大師堂)
「横川のお大師さん」と親しまれている元三大師画像を本尊としてお祀りされています。
元三大師堂は「おみくじ」と「たくあん漬け」の元祖といわれています。
四季講堂は第十八代天台座主の慈恵大師良源(元三大師)の住まいのあった所に建つお堂で、村上天皇の命により康保四年(967)以来、毎年春夏秋冬の四季にわたり法華経の論議がされたことから、四季講堂と呼ばれるようになりました。
由 緒
四季講堂(元三大師堂)
滋賀県指定文化財
第十八代天台座主として十九年間在職され、延暦寺中興の祖として仰がれる慈恵大師良源(元三大師)の住房であった定心房の跡をついでいるお堂で、村上天皇の勅命によって春夏秋冬の四季に法華経の論議が行われたので四季講堂の名があります。また、はじめは弥勒菩薩を本尊としていましたが、いまは元三大師の画像を本尊としてお祀りして大師信仰の根本道場となっているので、元三大師堂の別名でも呼ばれ、親しまれています。
上は四季講堂の前に掲示されている駒札説明板(下の写真)の文を再録しています。
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