大石神社の拝観 参拝境内自由
大石神社の所在地 京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
大石神社への公共交通機関
JR「山科」、地下鉄「山科」駅前より京阪バス大宅行きで「大石神社」下車
大石神社(おおいしじんじゃ)
昭和10年に創建された新しい神社で、忠臣蔵の物語で有名な大石内蔵助を祭神としています。境内にある宝物殿には討ち入りの様子を描いた「四十七士図屏風」などの赤穂浪士ゆかりの品が展示してあり、無料で拝観できます。御神木の樹高9.5メートルの大石桜(枝垂桜)は京都市内の桜の開花より一足早く、3月の終わり頃に見事な白い花を咲かせます。地面に届くほどに花の枝を垂れる大石ざくらは「山科区民誇りの木」に指定されています。
赤穂城を明け渡した大石内蔵助は、この付近に田地を持っていた親戚を頼って元禄14年にこの地に移り棲みました。交通が便利なのに閑静で隠れ棲むのには最適な場所だと考えたようです。ここで同志達と討ち入りの策を講じた後、元禄15年(1702)ひそかに江戸に集り、妻子を離縁した後、赤穂浪士47人は同年12月14日深夜に旧主浅野内匠頭長矩の仇である高家吉良上野介義央の屋敷に討ち入りました。毎年12月14日には山科の毘沙門堂から大石神社、岩屋寺までの「山科義士まつり」の行列で討ち入りの姿が再現されます。
別サイトに大石神社のさくらのページを作りました。しだれ桜としだれ梅が本殿の両側で同時に咲く大豊神社の写真もご覧ください。