桜の南禅寺(京都市左京区)

 

桜の 南禅寺(なんぜんじ)

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由 緒

南禅寺(なんぜんじ)

 東山山麓に寺域を壮大に広げる南禅寺の四月上旬は、境内と堂宇が桜の花で薄紅色に染まります。三門に昇ると京都屈指といわれる絶景が展望でき、南禅寺境内や付近の桜が一望できます。高さが22メートルもある重要文化財の三門は石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」のセリフでよく知られています。山門と言わずに「三門」と表現するのは、「空」「無相」「無願」の三つの解脱の意が込められているのだと教えられました。
 三門からまっすぐに法堂へ向かう参道、その南側に平行して方丈に向かう参道に並ぶ桜の大樹は、こぼれんばかりの花を付けています。方丈の前を北に進み、左へゆるやかな階段と坂道を下るところの桜と、北側の塔頭の塀越しに見られる桜はまさに圧巻です。
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南禅寺の宗派 臨済宗南禅寺派大本山
南禅寺の所在地
京都市左京区南禅寺福地町86 
南禅寺の境内拝観自由、時間
 
午前8時40分より午後5時
 (冬期(12月より2月)は午後4時半まで)
南禅寺三門楼上拝観
500円
南禅寺方丈、庭拝観
500円
 塔頭の金地院、南禅院、天授院は別途拝観料必要
南禅寺への公共交通機関
市営地下鉄東西線「蹴上(けあげ)」下車、徒歩約8分

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