城南宮の所在地 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
城南宮の拝観 参拝境内自由
城南宮の神苑拝観 500円
城南宮への公共交通機関
近鉄京都線「竹田」駅下車 、徒歩約15分
市営地下鉄「竹田」駅下車 、徒歩約15分
市バス「城南口東口」下車、徒歩約5分
城南宮(じょうなんぐう)の由緒
城南宮の社殿を囲むように配されている神苑「楽水苑」は「源氏物語花の庭」とも呼ばれ、春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭の五つの庭からなり、平安、室町、桃山と時代の趣の異なる庭園を順次観賞できるように構成されています。
昭和年代随一と称される造園家、中根金作(1917〜1995)の作庭で、源氏物語に登場する百余種の花が植えられているところから「源氏物語花の庭」といわれています。春早くには「春の山」に植えられた約150本もの紅白の枝垂(しだれ)梅が見事に咲きそろいます。この時期には椿も観賞できます。楽水苑では春と秋に雅やかに催される「曲水の宴」もよく知られています。
城南宮の創建については2説あり、もともとこの地にあった城南寺の鎮守社であったというのが正しいようですが、一般には平安遷都の際の都の南の守護神として創建されたと言われています。祭神として国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)、神宮皇后をお祀りしてあります。昔から方除(ほうよけ)の神社として信仰を集めています。