嵐山、渡月橋への公共交通機関
●嵐電(らんでん)「嵐山」駅下車、徒歩すぐ
(嵐電は前線200円均一)
●JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約13分
(嵯峨嵐山駅は快速も停車)
●阪急電車「嵐山」駅下車、徒歩約5分
●市バス、京都バス「嵐山」下車、すぐ
天下の名勝、嵐山の渡月橋の名称は亀山上皇の「くまなき月の渡るに似る」の言葉が元になったといわれています。橋は9世紀の初め頃には今の渡月橋より100メートル上流の辺りにあったとされています。嵐山の大堰川に架かる渡月橋は全長154.3メートル、幅11メートルのコンクリート橋で現在の橋は1934年(昭和9年)に竣工しました。桁(けた)がくしを用いる等、以前からあった渡月橋の雰囲気を再現して嵐山の風景に調和するように工夫されています。大堰川はこの橋より上流を保津川と呼ばれ、巧みな竿さばきで急流を下る「保津川下り」や山陰本線の旧線を利用した「嵯峨野観光鉄道」で親しまれています。嵐山の渡月橋は秋の紅葉、夏の鵜飼、春の桜、三船祭、12月の花灯路など四季を通じて楽しめます。背景の小倉山が赤や黄に染まる様や、渡月橋の上流をゆっくり進む和舟を眺めるのも風情があります。
渡月橋の北西の天龍寺から野宮神社、二尊院、常寂光寺、祇王寺などを歩く嵯峨野めぐりが定番の観光コースになっています。更に足を伸ばせば清涼寺(嵯峨釈迦堂)、化野念仏寺、愛宕念仏寺、試み峠を越えて清滝まで歩けます。何処も美しい紅葉が堪能できます。渡月橋の南には「十三詣り」で知られる法輪寺があり、ここも参道の階段の紅葉などが美しく彩られています。渡月橋から桂川の右岸を上流に向かって歩くと紅葉の最盛期でも比較的人が少なく、赤や黄色に色づく紅葉と川を行く和舟の絵のような風情を楽しめます。
紅葉の嵐山の大きな写真は紅葉の嵐山渡月橋をクリックするとご覧いただけます。嵐山渡月橋の桜の写真は別サイトの嵐山渡月橋でご覧いただけます。