上品蓮台寺(京都市北区)

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桜の 上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)

 

上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)

上品蓮台寺の宗派 新義真言宗智山派
上品蓮台寺の拝観 境内自由
上品蓮台寺の所在地 京都市北区紫野十二坊町33-1
上品蓮台寺へのバス
 
市バス「千本北大路」下車、南へ徒歩数分

由 緒

上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)

 上品蓮台寺はかっての鳥辺野、化野などの京の葬送地、京の七野の一つ蓮台野に広い寺域を構える由緒ある古刹です。真言宗智山(ちざん)派で蓮華金宝山九品三昧院(れんげこんぽうざんくぼんざんまいいん)と号する寺院で、創建は聖徳太子と伝えられています。
 応仁の乱で堂宇が焼失した後、文禄(ぶんろく)年間(1592〜1596)に豊臣秀吉の帰依を得て寺領110石で性盛上人(しょうせいしょうにん)によって十二の支院が立ち並ぶ広大な規模の寺院に復興しました。この為に寺が「十二坊」の名で呼ばれるようになり、この辺りの地名は今も「十二坊町」で上品蓮台寺の隣には「十二坊交番」が控えています。
 村上天皇より賜った上品蓮台寺の勅額を掲げる本堂には本尊の延命地蔵菩薩がお祀りされています。貴重な文化財も多く、国宝紙本着色絵因果経(えいんがきょう)は紙の下半分に経文を上半分に経文の内容を説明した絵画を描いた経典としてよく知られていて、京都国立博物館に寄託されています。絹本着色文殊菩薩像と絹本着色六地蔵像は国の重要文化財に指定されています。
 春に見事な紅枝垂桜や白い桜が咲き誇る広い境内には、平安時代を代表する仏師・定朝(じょうちょう)の墓や謡曲「土蜘蛛」で知られる源頼光朝臣塚などがあります。
 春の美しい桜は別サイトの上品蓮台寺の桜のページの写真をご覧ください。大きな写真は桜の上品蓮台寺でご覧いただけます。

京都の寺院上品蓮台寺1

京都の寺院上品蓮台寺2