梅宮大社の鎮座地 京都市右京区梅津フケノ川町30
梅宮大社の拝観 参拝境内自由
梅宮大社の神苑拝観 500円
梅宮大社の神苑拝観時間
朝9時より夕4時半(受付修了)まで
梅宮大社への公共交通機関
阪急嵐山線「松尾」駅下車、
大堰川の松尾橋を渡り徒歩約10分
市バス「梅宮神社前」下車、
徒歩数分(京都駅前より28系統乗車)
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)
梅宮大社は春早く、境内や神苑に約35種、約550本もの梅が咲き揃います。3000坪もあるといわれる広い神苑の梅は年末頃から「かんこうばい」が咲き始め、3月下旬に咲く「しろぼたん」や「くれはしだれ」の遅咲きの梅で終わります。咲耶池(さくやいけ)、勾玉池(まがたまいけ)の二つの池を配した庭園には、椿、梅、八重桜、つつじ、あじさい、杜若(かきつばた)、花菖蒲(はなしょうぶ)など四季を通じて花を観賞できます。咲耶池にある小さな島には嘉永4年(1851)に屋根を芦(あし)で葺いて建てられた池中亭茶室が風情を添えています。
酒造と子授け安産の神として信仰集める梅宮大社の創建は古く、奈良時代の政治家・橘諸兄(たちばなのもろえ684〜757)の母が、橘氏の氏神として京都府南部の井手町付近に創建した神社を、平安時代の始めに嵯峨天皇(786〜842)の皇后・檀林皇后(786〜850)によって現在の地に移されました。祭神として酒解神(さけとけのかみ)(大山祇神(おおやまずみのかみ))、大若子神(おおわくこのかみ)(瓊瓊杵尊(ににぎのみこと))、小若子神(こわくのかみ)(彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))、酒解子神(さかとけこのかみ)(木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと))の四座がお祀りされています。