圓光寺(京都市左京区)

TOP

圓光寺(えんこうじ)

 

圓光寺(えんこうじ)

圓光寺の拝観時間 午前9時〜午後4時半
圓光寺の拝観料 400円
圓光寺の宗派 臨済宗南禅寺派  
圓光寺の所在地 京都市左京区一乗寺才形町20
圓光寺への公共交通機関
 
白川通を走る市バス「一乗寺下り松町」下車
 徒歩約10分(京都駅前から市バス5系統に乗車)

圓光寺の由緒

 圓光寺は臨済宗南禅寺派に属する古刹で、号は瑞巌山(ずいげんざん)です。圓光寺の創建には徳川家康が慶長6年(1610)に京都伏見に開いた学問所が起源となっており、足利学校から招いた三要元佶(さんようげんきつ)和尚が開基しました。徳川家康はこの寺で武士や僧侶に儒学を習わせた他、十万もの木製活字を与えて多くの書物を出版させました。使用された木製活字は現存する活字としては最古といわれ、国の重要文化財に指定されていまも大事に保存されています。寺地の移転や焼失を経て寛文(かんぶん)7年(1667)に幕命により定められた今の地に再建されました。
 本尊の千手観世音坐像は本堂に安置され、尼僧の専門道場として歴史ある禅堂は、今は南禅寺の研修道場として使われています。元佶和尚像一幅と円山応挙が描いた重要文化財の竹林図屏風六曲一双などを寺宝として所蔵しています。
 紅葉の名所として知られる栖龍池(せいりゅうち)を囲む庭園「十牛(じゅうぎゅう)の庭」は、禅の修業の課程を表しているといわれ、11月中旬から見事な紅葉に包まれます。水琴窟の澄んだ音も聞かれ、夜はライトアップされます。
 別ページの圓光寺の紅葉の写真もご覧ください。

京都観光ガイド上圓光寺

京都観光ガイド下圓光寺