西明寺の所在地 京都市右京区梅ヶ畑槇尾町1
西明寺の観料
400円(但し、紅葉の時期以外は境内拝観無料)
本堂拝観400円
西明寺へのバス
京都駅前よりJRバス「槇ノ尾」下車、徒歩約5分
京都駅より槙ノ尾までは約1時間乗車
西明寺(さいみょうじ)の由緒
朱塗りの指月橋(しげつきょう)で眺めのきれいな清滝川を渡り、少し坂を昇ると西明寺の三門です。槇尾山西明寺は真言宗大覚寺派の準別格本山で、高雄山神護寺、栂尾山高山寺とともに三尾(さんび)の名刹として知られ、紅葉が赤く染まる頃には多くの参拝者で賑わいます。槇尾の名の元となった槇の大木が境内の本堂の傍で背を伸ばしています。
山門から石畳でつながる本堂は徳川五代将軍綱吉の生母、桂昌院(けいしょういん)が、元禄(げんろく)13年(1700)に寄進したもので、本尊は嵯峨釈迦堂で知られる清涼寺国宝釈迦如来立像を模して運慶によって彫られた高さ51センチの重要文化財の木像釈迦如来立像で中央の須弥壇に安置されています。清涼寺のお釈迦様を模した仏像は京都の善導寺の石のお釈迦様もよく知られています。
西明寺の門前に掲げられている京都市の駒札説明板によると、空海の高弟、智泉(ちせん)が天長年間(824〜834)に神護寺の別院として開創したのが西明寺の始まりです。その後幾度かの変転をたどった後、正応(しょうおう)3年(1290)に後宇多(ごうだ)天皇より名前を賜って現在の西明寺となりました。西明寺の紅葉は神護寺より地味ですが見応えがあります。
別サイトの西明寺の写真のページもご覧ください。