六角堂頂法寺の宗派 天台系単立
六角堂頂法寺の拝観 境内自由
六角堂頂法寺の拝観時間 朝8時より夕5時
六角堂頂法寺の所在地
京都市中京区六角通東洞院西入る堂之前町248
(六角通烏丸東入北側)
六角堂への公共交通機関
地下鉄「烏丸御池」下車、5番出口より徒歩数分
六角堂頂法寺の由緒
西国三十三所観音霊場第十八番札所として多くの参拝者が訪れている六角堂は、京都の市街地のビルに囲まれた位置にあり、かっては京の中心とされた六角形の臍石(へそいし)が本堂の傍で見られます。このへそ石はかっての本堂の礎石だといわれています。
門を入ってすぐの枝の先が地面に届く「地ずり柳」は縁結びの柳として人気があり、2本の枝を寄せておみくじを結ぶと良縁が叶うそうです。嵯峨天皇の夢枕のお告げに由来します。
本堂が六角宝形造(ほうぎょうづくり)で、「六角堂」と呼ばれて親しまれていますが、紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)と号する寺で、創建の歴史は古く、聖徳太子が四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪れた時、沐浴の際に木に掛けた念持仏がその後で離れなくなったので、この地に御堂を建てその観音様を安置したのが始まりと伝えられています。
本堂には聖徳太子の持仏と伝えられる本尊如意輪観音像、毘沙門天立像(重文)などが安置されています。また、華道発祥の寺でもあり、本堂の北に建つ白いビルが池坊華道の拠点となっており、華道池坊の家元が代々六角堂の住職を兼ねていられるそうです。
7月17日と24日に巡行する祇園祭山鉾33基の写真は
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