法金剛院(京都市右京区)

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花の寺 法金剛院(ほうこんごういん)

 

法金剛院(ほうこんごういん)

法金剛院の宗派 律宗
法金剛院の所在地 京都市右京区花園扇野町49
法金剛院の拝観料 500円
法金剛院の拝観時間 朝9時〜夕4時
 (名物の蓮の花が咲く時期は朝7時より)
法金剛院への公共交通機関
 JR嵯峨野線(山陰本線)「花園」駅下車、
  西(左)へ徒歩約5分、向かい側

法金剛院(ほうこんごういん)の由緒

 四季を通じて美しい花を見せる花の寺として知られ、特に春の桜と夏の蓮が有名で、蓮の咲く時期には朝7時の拝観開始時間前から美しい蓮の花を見ようと行列ができます。国の特別名称に指定されている法金剛院の庭園は昭和45年(1970)に発掘、復元されたもので、池の北側の木々が茂る五位山と呼ばれる小高い丘を借景とし、池をめぐる庭で季節ごとの花を楽しめます。庭の北の「青女(せいじょ)の滝」はいくつかの大きな石が組まれて水を落としています。平安末期の姿をとどめるこの浄土式庭園は極楽浄土を雅に再現しています。
 法金剛院は五位山(ごいさん)と号する、京都では珍しい律宗寺院です。創建は平安時代の初めにまでさかのぼり、右大臣清原夏野(きよはらのなつの、延暦元年(782)〜承和4年(837))の山荘を没後に寺に改めたもので、その後の幾多の変遷の後、弘安2年(1279)に円覚により律宗に改められました。
 元和(げんな)4年(1618)に再建された本堂には本尊の木造阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像(重要文化財)が安置されていて拝することができます。他にいずれも重要文化財の厨子入木造十一面観音坐像、木造僧形文珠坐像、蓮華式香炉などを所蔵しています。
 桜の写真は別サイトの法金剛院でも見られます。
桜の法金剛院のページもご覧ください。

京都の寺院法金剛院1

京都の寺院法金剛院2