天龍寺の宗派 臨済宗天龍寺派
天龍寺の所在地 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
天龍寺の拝観
庭園拝観は500円、諸堂拝観は100円追加
天龍寺への電車、バス
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車、徒歩約10分
京福電鉄嵐山線(通称らんでん)「嵐山」下車、すぐ
天龍寺の由緒
平成六年(1994年)に世界文化遺産に指定された天龍寺は、霊亀山(れいきざん)と号する臨済宗天龍寺派の大本山で、名勝嵐山の渡月橋にほど近く、釈迦如来を本尊とする禅寺です。国の史跡、特別名勝第一号に指定されている方丈庭園は、曹源池(そうげんち)を中心に嵐山の桜や紅葉に彩る木々の山肌を借景とする池泉回遊式庭園で、夢窓疎石の作と伝えられるこの庭は開山当初の面影をそのまま今に伝えられています。桜、新緑、紅葉、雪と四季それぞれに美しい庭が観賞できます。
天龍寺は暦応2年(1339)に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために、夢窓疎石(むそうそせき)を開山に迎えて創建したと伝えられています。天龍寺造営の資金を捻出するために、中断していた元との貿易を天龍寺船により再会した話はよく知られています。当初は嵐山渡月橋から亀山公園までもの寺域を持ち、京都五山の一位を誇りましたが、その後の八度もの戦乱や火災で堂宇はことごとく焼失し、今の建物は明治時代に再建されたものです。絹本著色(けんほんちゃくしょく)夢窓国師像など数多くの重要な文化財を蔵しています。法堂の天井には加山又造の筆による「雲龍図」が描かれていて、土、日、祝日および特別公開日に有料で公開されます。
別サイトに新しく作った天龍寺の紅葉、天龍寺の桜の頁もご覧ください。